これが学校生活というやつか

6/40
前へ
/46ページ
次へ
ほら、気付いてみればいつの間にやら上条の5メートルほど後ろを小さな女の子が歩いているじゃないか。 上条の方をチラチラ見ながら気づかれないように慎重にチョコチョコと歩き、上条から離れないようにしっかりとストーキングしている。 なるほど。 今日は彼女が登場してきたか。 姫川ひなこ(ひめかわひなこ) 肩甲骨あたりまである髪は先の方が少し縮れ気味に波打っており、沖縄の海の如く透き通るような青い色をしている。 顔の大きさに比べて大きな目により幼さを醸し出しており、身長も130センチほどしかないんじゃないかと思われるほどに小さい。 小さな口をむむむ、と結んでおりその仕草がまるで小学生が一生懸命に勉強している時のようで、とても愛らしい。 なぜこんな幼女が我らが青那輝高校への通学路にいるのだろうか? 僕には分かるはずもない。 しかしこれは何かわけありなのだろう。 おそらくその解決の為に上条を頼りにここまで来ているのだろう。 幼女にまで触手を伸ばす上条さん。 マジ半端ないです。 まっ!そんな冗談は置いといて、本当はなぜ姫川さんがここにいるのかは初めから判明していたわけだけど。 姫川さんは僕達と同じ高校へ通っている高校1年生なのだ。 合法ロリですね。 分かります。
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

108人が本棚に入れています
本棚に追加