一方そのころ僕はといえば

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まぁ、こんな具合に僕達のクラスの日常は過ぎていくのだ。 さて、あなたは彼らを見てどう思いましたか? 上条明を見て、 リア充爆発しろ! と思いましたか? 橘憂を見て、 たっ、橘さんの笑顔ぉぉぉぉ!! と発狂しそうになりましたか? 嬢ヶ崎可憐を見て、 可憐ちゃん…ハァ…ハァ… と興奮しましたか? 高城千尋を見て、 先生!僕と駆け落ちを! と思いましたか? 江西陀桐人を見て、 いいぞ!リア充共を貶めてしまえ!! と思いましたか? あなたが彼らを見てどう思おうと、それは自由です。 どんな事を思いどんな事を考えどんな妄想をしてどんな思想を持ったとしても、それは人それぞれに与えられている自由な権利なのです。 まぁしかし、 彼らがそんな ラブコメフィールドを 展開している時 一方その頃 僕達はといえば ただただそれを傍観していただけなのだが。
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