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『はぁーまた負けた。もうヤダ!五月とはバスケやんない!帰ろーっと。』
捺月はコートの横のベンチの上のカバンを取り、コートから出た。
『おい!いじけんなよ。小学生かっつーの。』
五月もカバンを取り、捺月を追いかける。
『ハイハイ、小学生ですよーだ!』
捺月はカバンを肩に担ぎ、土手に座り込んだ。
『捺月ー、後ろ乗ってけよ。』
五月が自転車に乗り、後ろの荷物台を叩く。
『乗る乗るー。サンキュ。』
捺月は飛び乗った。
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