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「さて、どう弁解するのかしら?
言ってみなさいよ!」
「弁解って言われても…なんせ、本を読みながら歩いてたわけだし…
えと、その…」
「なにうじうじしちゃって
あなた男でしょうが
でも顔は女の子っぽいわね
まさか男装の趣味かしら」
「違うよ、れっきとした男だよ!
」
そうだ、如月君と約束したんだ
男らしくいようって
そう、男らしく…
「何?威張れる立場かしら?!」
「ひぃ~すいません」
無理でしたー
やっぱり僕は男らしくいられないんだ。
「う~ん………そうだ
いいこと思いついたわ
明日からあなたは罰としてあたしの言うこと聞きなさいよ
それで今回のことちゃらにしてあげる」
彼女は笑いながらそう言うが眼は笑ってなかった。
「えと、一応聞くけど
それって期間どのくらいでしょうか?」
「知らないわよ!?あたしの気分次第」
どうやら僕は無期懲役を課せられたようだ
せっかく光が差し込んできた僕の学校生活は
明日から再び闇が包みそうです。
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