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「さて、日も暮れてきたし帰りましょうか」
「うん?まさか一緒に帰るわけないよね?」
「一緒に帰るわよ
あなたのせいでこんな遅い時間になっちゃんたんでしょ
…そうだ命令してあげる!
記念すべき1回目の命令…」
「ちょっと待って
明日からじゃないの!?」
「あなたこの薄暗くなった中女の子1人で帰らす気なの?
というわけで、あなた私を家まで送りなさい」
「はい…」
彼女には何を言っても聞かなそうなので、反論する気もおこらず
彼女の言うがままにしぶしぶ一緒に帰ることに。
帰路に入って5分くらい歩いただろうか
今女の子と2人きり、これはうれしいはずなのに
なにこの恐怖感
堪えられない。
「これから楽しい学校生活が始まるんだから
堪えられないとか思わないでよね」
心読まれてる!!!
どうやらもう為す術がないようです。
ありがとう僕の今までの人生、そして神様、こんな僕をこの世に誕生させてくれてありがとうございました。
アーメン。
「ちょっと心読まれたくらいで大袈裟な
それに…」
「それに?」
彼女は意味深な笑みを浮かべ、それ以上答えなかった。
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