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レッドは笑った
「いや、俺は今夜の寝床が欲しいだけなんだ。客が取れないならそれでもいいさ。俺は床に寝てもいいし。これで頼めないかな」
と更に金を握らせる
女主人はしばらく考えてから
「まあ…お部屋を貸すだけだったら…じゃあ、毛布を運ばせますね?本当にあの部屋でいいの?もっといい妓もいるのよ?」
そう言いつつ、レッドの気が変わらないうちにと金子を隠しにしまい、見習いの娼妓にざっと部屋を掃除して毛布や枕を運ばせる様に指示した
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