第一章 いきなりすぎて、頭がついていきません。

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理事長「部屋の事は、寮長の桐ケ谷(キリガヤ)君に直接聞いてね。」 高政「はい、わかりました。…そういえば、理事長に今日初めてお会いしたんですけど、理事長のお名前聞いていいですか?」 理事長「…初めて……。あぁ、そういえばそうだね。」 ……って、今気づいたの? さっきから、思ってたんだけど……理事長って、少し抜けてないか? 修也「んじゃ、改めて。申し遅れましたが、理事長の東雲修也(シュウヤ)です。俺の事は、修也さんって読んでいいからね、高政くん。」 高政「えーと。それって、絶対ですか?」 修也「うん。」 高政「……ハァ、わかりました。修也さん。」 ……なんで名前呼びにこだわるんだろ…? つーか、意外と強引な人なんだな…。
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