心霊スポット

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「心霊グループ」に心霊スポット情報がはいってきたのだ。 「呪われたトンネル」と書いた紙を舞花が探してきたのだ。 「これよ。今回は…ヤバいかもね。」 今まではすべて嘘だったのだ。 その場所、すべてが夜中になっても何もでてこない、ということだった。 「今まで全部嘘。今回も嘘に決まってる。」 と、正太。 もう諦めがついてきたのだ。さんざん探しては…すべて嘘。 せっかく夜中に行ってもすべて嘘…。 「でも、美羽は初めてなんだよね?」 「う、うん…。でも、いいの。嘘なら行かなくていいじゃん。他を探せば…」 「行こう。」 突然、静かにしていた拓矢が決心したように言った。 「でも拓矢、そろそろわかっただろう?今回も嘘、それでいい。」 「行ってみなきゃ、わからないだろ。お前はこなくていい。嘘なんだろ?俺は嘘だと思わないから行く。…お前ら女子はどうすんのか?」 「い、行く…」 「そ、そうね…行ってみなきゃ、わからないもんね。」 「ねぇ、正太行こうよ。私達、同じグループでしょ?ねぇ、行こ…」 「行くに決まってるだろ。このバーカ!俺様をなんだと思ってやがる!」 「何が俺様よ!!あんたは何様のつもり?」
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