32人が本棚に入れています
本棚に追加
みんなが騒いでる間にこっそりと部屋に戻った。
ドンヘさんが見てることに気付かずに。
「返事どうしよ……」
ドンヘさんのこと、チャンソンのこと。
2つに迷っていた。
「りかちゃん」
ドアをノックされて返事をするとドンヘさんが入ってきた。
「あ………」
「返事決まったみたいだね」
ドンヘさんは私の目を見て、寂しそうに笑った。
「……はい」
「ウニョクに聞かれてたけど、彼氏って」
「本当はいないです。でも……好きな人はいます」
ドンヘさんの目を見れず、俯いた。
「誰とは聞かないけど…俺じゃないよね?」
「……はい。ごめんなさい」
「ははっ、大丈夫だよ?」
顔を上げて、と言われて顔を上げると
「これからも好きでいさせて?」
_
最初のコメントを投稿しよう!