永遠に愛するから

5/15
前へ
/110ページ
次へ
「どうして来たの?」 「チャンソンと話したくて…」 「わかった」 ジュンスさんはリビングに向かい、名前を呼んだ。 「りか?久々だね」 「あの……住みたい」 俯いて聞こえるか聞こえないくらいの声で呟いた。 「ほんと?!いいの?」 「………うん」 チャンソンは、やったー、と叫びながら部屋中を動き回った。 「ふふっ」 「住むってほんとなの?」 ウヨンオッパが顔を覗き込んできた。 「う、うん」 「そうなの?じゃ、よろしく」 オッパは握手を求めてきた。 「よ、よろしく」 差し出された手を握ると、ジュノが慌ただしく階段を降りてきた。 「りかーっ!」 犬のようにはしゃぎ、抱きついてきた。 「久しぶり♪ずっと会いたかったよー」 泣くふりをしていたジュノの頭を撫でてあげた。 _
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加