第3話 人喰い植物

1/1
前へ
/10ページ
次へ

第3話 人喰い植物

「んん…?」 先程まで森のど真ん中に居たはずの少年は今、洞窟の中に居た。 「…起きたか」 少年が声のする方に顔を向けると、そこには青年が居り、少年に視線を向けていた。 「貴方が僕を助けてくれたの…?」 「…お前を襲ったのは、人喰い植物だ。最近増殖が激しくなってきていてな…丁度駆除の最中だった」 「ひっ、人喰い…?」 人喰い植物とは、その名のとうり人を喰う植物で、見た目は普通の植物とたいして変わらない為に見分けのつかぬ、厄介な植物ー
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加