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第3話 人喰い植物
「んん…?」
先程まで森のど真ん中に居たはずの少年は今、洞窟の中に居た。
「…起きたか」
少年が声のする方に顔を向けると、そこには青年が居り、少年に視線を向けていた。
「貴方が僕を助けてくれたの…?」
「…お前を襲ったのは、人喰い植物だ。最近増殖が激しくなってきていてな…丁度駆除の最中だった」
「ひっ、人喰い…?」
人喰い植物とは、その名のとうり人を喰う植物で、見た目は普通の植物とたいして変わらない為に見分けのつかぬ、厄介な植物ー
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