第5話 忘却魔法

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第5話 忘却魔法

「…え?」 「あー、驚くっつーことは、龍の國の人間じゃないんだな」 「りゅうのくに?」 龍の國。 それは魔法の遣えるモノしか入れぬ國。 …なので、その國を知る者は、大抵がその國の住人ということになる。 「んー、一瞬…俺以外の魔力を感じたんだが、気のせいか?」 しばらくして、口を開く。 「仕方ない。 悪いけど…忘却魔法かけさせてもらうな」 大丈夫、すぐに全て忘れるさー
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