運命の出逢い

2/7
前へ
/187ページ
次へ
母が亡くなってからの毎日は、すごく寂しかった。 学校であったことも話せない。 「1人ってこんなに寂しいんだなあ…」 ふと時計を見ると、時間は2O時だった。 「ご飯食べなきゃ」 立ち上がって、冷蔵庫を見に行った。 「残り物で作ろうと思ったのに、残ってない」 冷蔵庫は空だった。 私は考えた末、スーパーに行くことにした。 「仕方ないなあ……」 服を着替え、帽子を被って外に出る。 帽子を被るのはいつもの癖で、特に意味はない。 「近くてよかった~」 私の家からスーパーは、徒歩5分で着く。 スーパーに着いた私は、適当に野菜などを入れた。 _
/187ページ

最初のコメントを投稿しよう!

54人が本棚に入れています
本棚に追加