初めての夜間勤務で

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その運ばれて来た患者を見て驚いた。 患者は…… に……苦手な男性患者だった。 どうして、寄りにもよって、苦手な患者が運ばれてくるかな? 一度天井を仰いで、神様を恨んだ。 しかもこの患者、髪の色は金髪。 “爆走”と書かれた血の付いた鉢巻き。 着ている服は白い半被のようで、菊の御門が貼り付けられて“特攻”と書かれていた。 どう見ても普通じゃない。 どう見ても……暴走族じゃない! 神様にパンチをお見舞いしたくなった。
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