第一章「redSky」

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♪~♪ 「んーふぁ…あ」 『もしもし!?起きてますかっ!?』 「あーモーニングコールいつもありがとうねーらいあのおかげっ」 『じゃいまから向かう!』 らいあとは私の親友、 溝端來亜のこと。 らいあはいつも私のことを思ってくれる。 暴力のことはらいあにしか話していないから、朝は早めにきてくれる。 それは嬉しい話だけど、 私は朝が大嫌い。 お母さんが異常に怒るから。 いつも、 『ご飯くらい自分でやりなさい!バシッ』 …暴力。 怒ったら必ず暴力が入る。 ほんとに痣だらけ なおせないから 転んだとしか周りから思われない …はあ、 気づいてよ。
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