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隣の家の男の子は意地悪で俺様
だけど時々優しくて、かっこよくて、頭良くて、運動神経が良くて、お金持ちで、みんなが憧れている
そんな非の打ち所がない存在
それに気づいたのは小学校4年生のとき
気づいたときにはもう遅くて、男の子の隣には女の子達がたくさんいました。
それでも、私と男の子は一緒にいました。
何だか近くにいると安心するからです。
だけど今は違います。
その男の子を見るたんびに、むねがいたくなります。
それに気づいたのは中学3年生のときでした。
そして、私たちは高校生になりました。
私、鈴木亜美(スズキアミ)の1日はあるメールから始まる。
「もう、朝!早く起きて遅刻しちゃう(汗)」
メールを送ってるヤツは幼なじみである
東城陸斗(トウジョウリクト)
これから高校の入学式だってのにまだアイツからの返信が来ない…
もうこれでメールを送るのは20通目だ
まだ寝ているのかな…
ゆ、指が痛くなってきたァァ…
♪~♪~
ふっ……
ようやく来たな!!
ようやく起きたな!
遅いんだよォォ
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