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森を歩く。
地面には緑色のこけ、大樹から伸びる大きな木の根っこ等が溢れていて歩きづらい。
油断してると滑りそうだ。なんて考えている時にこけで足を滑らせ転けた。
「いてて……。」
なにかの足音が聞こえてくる。俺は転けた状態から伏せ、そのまま音が近づいてくるのを待っていた。
「すげー……。」
今のやつは一体なんだ? 明らかにでかい動物が木の間から見えた……。
怖いな……。
もしかして俺はかなり危険なことをしてるのではないだろうか……。
とにかく歩こう。大丈夫。もしもの時は必殺死んだ振りさ。
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