子供の頃から好きだ。

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意外になんとなるものだ……。 動物を見かけたり、森の木々を見ながら歩いていると開けた場所に出てきた。 そこには巨大な湖があった。これは俺の勘がよいのか、はたまた運がよかっただけなのか。 まあ。水は見つかったんだ。深くは考えないようにしよう。 俺は湖に近寄ろうと一歩踏み出し、すぐに足を止めることになる。 「なんだ、あれ…。」 ここに来るまでに見かけたやつより明らかにやばそうな動物が水を飲んでいた。 頭には角を生やし、鹿みたいな体をしているがその体は鹿では比べ物になりそうではないくらいでかい。 (やばいやばい食われちまう!!) 俺は急いで森に戻ろうとした。 パキッ 「あ、」 足元の木の枝を踏んづけてしまった。 巨大な鹿と目が合う。 恐怖で俺は前にも後ろにも動けなかった……。
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