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古城近場の丘
ク「遂にここまで来た・・・」
ワ「敵も戦力を補っていたと言った所か・・・クックックッ面白きことこの上ないわ」
丘から見下ろすクロとワイナールの視界には各様々な武器を手に持ち敵が来るのを今か今かと待っている魔族の軍勢だった
ワ「流石にこの数、小生と我の二人ではちとキツイものがあるぞ?・・・それでも行くか?小生」
ク「敵が何れ程居ようと関係ない・・・僕はルルを助けるだけだ」チャキ
【櫻】を両手に構えながら言うクロにワイナールは肩を竦めながら言った
ワ「小生のその真っ直ぐな心、我は嫌いではないぞ?」
ク「ありがとうございます」
ワ「さて二人でこの軍勢をどう突破したものか・・・」
ワイナールは顎に手を置き突破口がないか策を考えていると
「君は一人ではないですよ少年!」
ク「っ!?」バッ
突然後ろから聞こえた声に驚き後ろを振り返ると
ジ「私達の存在を忘れては困りますよ少年」
テ「久しぶりの登場だよ俺・・・」
サ「それは私達みんな同じよ」
ク「ジークさん!テムジンさんにサリアさんまで!」
「私達もいるぞ」
ク「エルフ族の皆さん!」
バサッ バサッ
竜王「儂等もいるぞクロ」
そこにはジーク、テムジン、サリア、エルフ族、竜王とその部下達が集合していた
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