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第一の門
ク「・・・・・・」キィィィ
クロが走り行き着いた先には一つの門があった。クロは躊躇なくその門を開けると
No.6「お久しぶりだねターゲット君」
中には六人衆の一人、No.6がクロを待っていた
ク「・・・・・・・・」
No.6「お喋りする気はないか・・・戦うんだったらいいよ。来な・・・但し」ビリビリ
No.6の羽織るマントが音を立てて破れ
ヒュン
No.6「死んだって知らないからね」
ク「・・・・・・・」
No.6「俺は元は砂漠地帯に住む蠍族の魔族、パピヨン様にスカウトされて六人衆に入った。俺の体は強硬な鱗で覆われている。なまくらな武器で容易く傷が付くなんて思う・・・」
シュン
ク「・・・・・抜き手」
No.6「なっ!」
No.6の語りなど耳に入っていないクロはNo.6を無視し一瞬でNo.6の懐に移動し
ク「居抜く」シュパッ ドスッ
No.6「っ!?・・・・ぐはっ・・・」
そのまま身体強化した左手でNo.6の心臓を居抜いた
ク「敵を目の前にしてお喋りなんて攻撃してくれと言っているようなもの」ズブッ
No.6「く・・・そ・・・」バタンッ
ク「・・・・・・一人目」
左手を抜き取ると支えを無くしたNo.6はうつ伏せのまま床に倒れた。クロはそのまま次の門へと向かった
六人衆 No.6 死亡
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