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第三の門
キィィ ジャリ
ク「・・・・・砂か」
三番目の扉を開けると床一面に砂が敷き詰められミニ砂漠がクロの視界に広がった
「No.6とNo.5が殺られたのか」
ク「何処だ」
No.4「此処だよ」サラサラサラ
突然聞こえた声にクロが問うと少し離れた所からラミアが現れた
No.4「No.6と同じ所出身でね。砂が無いと行動が出来なくてね」
ク「ふ~ん・・・【土塔の巫女】」パァァァ
クロは【土塔の巫女】に姿を変え臨戦態勢に入る
No.4「姿がどう変わろうと此処は既に私の領域!苦しまずに殺してあげる!」ザパッ
No.4は地面の砂がまるで水に入るかのように潜った。No.4が地中を移動しているのは常人には分からない・・・そう常人には
ク「・・・・・」スッ
クロは慌てることなく地面に片手を着き目を閉じて言った
ク「土が味方するのは貴女だけではない。吹き飛び姿を表せ【砂塵爆裂】」
クロが唱えると
ドォォォン ドォォォン ドォォォン ドォォォン ドォォォン
次から次へとランダムに砂が噴水のように噴出する
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