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5分後
コンコンッ
扉にノックが響いた
「どうぞー」
リーフェはキースの時と同じように声をあげた
扉を開けて入ってきた人物は赤いローブに身を包んだ人物であった
「はいっ!どーも、どーも炎帝でーす!!」
「おっ!そこにおるのはもしかして我が親友のキース君じゃないか!?」
赤いローブの人物は部屋に入ってきた瞬間やけにハイテンションで登場した。そしてキースに気付いた彼はキースに近寄りながら言葉をかけた
「うざい。お前と親友になった覚えはない」
「またまたー照れちゃって!!」
「消し炭にするぞ?」
キースは親友発言を撤回したが、赤いローブの人物が調子のったので手に魔力をこめながら言った
その手に籠められた魔力を見て彼はとてつもない早さで正座をして頭を地面につけた
「すいませんでした。調子にのりました。だからその手に籠めた魔力を消してください」
彼は冷や汗をかきながら、土下座して謝った
「キース、マルス?2人ともこっちに来てもらえるかしら?」
リーフェは2人のコントを見て微笑みながら2人に話しかけた
「あっ、はい」
マルスと呼ばれた彼はローブのフードを外しながらキースの隣の席に座った
マルスは赤い髪をツンツンにたっていて、キース程ではないがカッコいい部類に属していた
「それでこいつと一緒にやる任務とはどのような内容なんだ?」
「えっ?キースと任務就くの?久々に一緒の任務じゃん!」
キースの言葉を聞いたマルスは何も聞かされていなかったのでキースと一緒の任務に就くことに驚いていた
「はい。その任務というのはですね…
…2人には学園に通ってもらうことです」
やけに言うのを焦らしながらリーフェは2人伝えた
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