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「・・・・・」
「・・・・・・はあ。」
任務の事を聞いた2人はぽかーんっとなり、キースに至っては無言であり、マルスはとりあえず意味もなく頷いていた
「何故今更学園に?俺じゃなくて俺達は学園で学ぶことなんて一つもない筈だが」
「まぁ、たしかになー」
キースはリーフェに疑問を問いただした。マルスは同調したように頭に手をつけながらリーフェの答えを待った
「えぇ。たしかにあなた達2人は今更学園に通っても勉強面は学ぶべきことはないでしょう。
しかしそれはあくまで勉学の面であり私はあなた達に他の事を見て体験して学んできてほしいのです。」
リーフェは真剣な顔をして2人に言った。それと同時にギルドマスターとしてではなく2人の事を昔から知っていて、家族の様な気持ちを持ち学園に通い勉学の他にも得る事がある事を知ってほしかったのだ。そして話を続けた
「あなた達にはギルド員ましてや帝として今まで大変危険な任務などもやってきましたが、あなた達2人にも年相応の体験をしてきてほしいのです。
だからギルドマスターとしてではなく2人の姉さんとしての任務、いやお願いね」
リーフェはここまで言うと2人の顔を再度見て伝えた
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