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時は戻り
---セレモニア学園---
教室に入り席に座っているカイトとエレナは喋りながら教師がくるのを待っていた
教室内には既に新入生達が席に座り、本を読む者や友達を作ろうととりあえず誰かしらに話を掛けてる人もいた
ガラガラッー
そんなときスライド式のドアが開いて1人の白衣を着ている男性が入ってきた
「あーよし、とりあえずこのクラスは全員いるなー?
俺は魔法薬学を教えてるジョン=ツウィングルっつーんで一応覚えとけよ…めんどくせぇ」
ジョンと自分の事を自己紹介した教員は入ってきた瞬間にクラスを見回し確認をした。彼は最後に教師らしくもない言葉を行って気怠そうにしていた
「すげーやる気ない教師だな」
「たしかにそうね。でも仮にもこの学園の教師だから強いハズよ」
カイトはエレナにジョンに対して率直に思ったことを伝えた。
エミナもたしかにそう思ったがジョンを見ながら言った
「よーし、それじゃ、講堂に行くぞー全員着いてこいよ。
ここは広いからまだ来たばっかのお前らだと確実に道に迷うからな」
ジョンはそう言って教室を出て行った
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