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「(これが学園か…大きいな。
先ずは編入手続きをしたいから受付を探さなければな)」
・・・30分後
広い学園内を歩き回り受付にたどり着いた彼は受付にいた女性に話をかけた。
「すまないが、編入手続きをしたいのだが」
「編入手続きですね。かしこまりました。
それではまず此方の紙の方にあなたの名前、年齢、出身地などをご記入ください。あとフードの方を外してください」
彼は淡々と説明する女性の話を聞きながら紙を見ていた。
そしてフードを外した彼をみた受付嬢は顔を赤くした。
その少年の容姿は銀髪に金色に輝く瞳、そしてなにより顔のパーツが一つ一つ整っていて、いうならば美少年であった。
「紙は書いたがこれでよかったか?」
「はっはい!!!それではご確認致します。
年齢16歳、お名前はジェイド=フューリー様でよろしかったでしょうか?」
「あぁ、間違いない」
紙を書いた事を女性に伝えると女性は彼の素顔を見て緊張したのか反応が遅れていた。
紙に書かれていた事を確認すると彼は頷き返事をした。
「では編入試験の方ですが、本日行うか、後日再度、此方に来て頂いて受けるどうなさいますか?」
「そうだな…また来るのはめんどくさいから今日の方がいいな」
「かしこまりました。それでは学園長に連絡致しますのでしばらくお待ちください」
そう言って女性は受付の奥に消えていった。
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