Chapter.1

33/34

10人が本棚に入れています
本棚に追加
/55ページ
教室をでて隣の教室に入ると水晶と魔力計測器がおかれていた。 「んじゃ、ここでは魔力値と属性調べるから、とりあえず先に魔力値から調べるから計測器を手にとってくれ」 「わかった。 (今、封魔具つけてるけどまぁ1万ぐらいにしとけばいいかな)」 ジェイドは言われた通りに計測器を手にとると魔力を流しはじめた。 計測器が輝きだして数秒すると輝きがおさまったのを確認するとそれを渡すようにジョンにいわれたので渡した。 「15000だと!?ったく最近のガキは魔力が多いやつが多いな」 そう言いながら持っていた紙に記入して、今日のクラス分けの時の事を思い出していた。 「んじゃ、次は属性調べるから水晶に魔力流してくれ」 同じように魔力を流すよう指示した。 「(属性はどうしようかな・・・まぁ火と影でいいか)」 属性をなににするか決めたジェイドは魔力を流した。 すると水晶には赤色とその赤色を取り囲みまるで影があるように黒く囲まれていた。 「火と・・・これは影かな? (こいつも特殊属性持ちか…最近のガキはどうなってんだよ)」 ジョンは水晶を見ながら呟き紙に記入した。 「じぁあ後は学園長との面談だけだから行くぞ」 そう言ってまた教室からでて10分ぐらい歩くと学園長室についた。 「最後はここで行うから俺はここまでだ。 まぁペーパーテストの結果は俺はしらねぇけど、お前の実技の結果は申し分ないから頑張れよ」 自分の役目を終えたジョンは転移をして消えた。
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加