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最後は学園長との面談ということでジェイドは扉をノックした。
コンコンッ
すると中から
「入ってよいぞ」
と聞こえたのでジェイドは学園長室の中に入った。
学園長室に入りまず目についたのは椅子に座りながらも威厳ある老人だった。
そして入った瞬間に老人は気をだして老人の気が部屋を覆った。
「ふむ、この気をビクともせんか。
ふぉっふぉっふぉ…久々に骨のあるやつが来たわい。
ヌシの試験の結果は届いておる。ペーパーテストは満点かつ魔力値15000に属性は火と影じゃったな」
ジェイドはガイアの気をものともせずガイアの前にやってくるとガイアは気をおさめ試験の結果を伝えた。
「ヌシは何故この学園に?」
「この学園にきた理由はしいて言うならば面白そうだったし、まぁ暇潰しかな」
ジェイドはガイアの質問に対し盛大に笑った。
「つくづく面白いやつじゃの。
まぁよい。ヌシを我がセレモニア学園に迎え入れよう。
ヌシの待遇は特待生ということにしておくがなにか異論はあるかね?」
「異論はないが、特待生だとどういった利点があるんだ?」
「ふむ、特待生はこの学園での3年間の授業料を無償にして寮の食堂などを無料で使えるっといったところかの」
「なるほど。わかった」
特待生について説明されたジェイドは特に問題があるわけでもないので了承した。
「うむ。あと特待生は白いローブにこのバッジを胸に付けることになっておる。
ヌシのクラスは1-Sじゃな。
このクラスには優秀な生徒たちがおるからヌシもそこでよかろう」
「問題ない。それでいつから此処に通えばいい?」
「明日からなら編入生がヌシの他にも2人おっての…そやつらも1-Sじゃから一緒の日でも構わんなら明日からになるがどうする?」
「それじゃ、明日からで頼む」
「ふぉっふぉっふぉ、うむ了承したぞ。
それでは明日の8時30分に此処に来てくれればよい」
ジェイドは編入する事が決まったと同時にクラスも決まり、明日から通うことになった。
「では、今日の所は帰って明日に備えるがよい」
「あぁ、わかった」
ジェイドは短く返事をして椅子から立ち学園長室から出ていった。
果たして彼が送る学園生活はどうなるのか………
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