僕の弟

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2015年。 僕は森山青山大空高校に入学。 もともと、この学校は他校と違い、少し難関校と知られていたが、 僕はこの学校にどうしても入りたい部活があり、この学校を選んだ。 その部活とは、 「オカルト研究部」 俗に言う通称「オカ研」だ。 まぁ、オカ研だったら他の学校もあったが、この学校には少し違った特色がある。 それはこの部活に入った生徒のほとんどは、謎の死や行方不明になっているのだ。 その為、今じゃ入る人も少なく、去年から部員0。 そしてその去年に起きたことは、何故か誰も言わない。 教師陣は一刻も早くこの部活を停止、廃部にしたいらしい。 しかし上の人間が伝統だからと言い、頑なにその部活を守ろうとする。 しかし、学校の規則で三年過ぎるとその部活は自動的に消滅する。 しかし、僕が来た。 面接の時、志望動機を聞かれた時、僕は真っ先に「この部活に入りたいから。」 と、言った。 そしたら面接の先生は、「どうして今頃・・・」 と、ため息混じりに言った。 どうしてかって? 当たり前だ。 こんな部活、僕が黙っているはずがない。 そして、僕はこの学校に入った翌日に、入部届けを提出。 それがまさか、 悪夢の始まりとも知らずに・・・・
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