1326人が本棚に入れています
本棚に追加
/474ページ
知能を持った生物だけで言うのなら、この世界は大きく分けても2つの生物が存在している。
《人間》と《魔族》
《人間》とは言わずもがな我々人類である。
《魔族》とはそれ以外の高度な知能を持った生物全般である。
非常に大雑把な区別の仕方かもしれないが、奴ら《魔族》から見てみれば我ら《人間》にだって様々な人種や国籍があるのを無視して全て同一の《人間》として捉えているだろう。
全く、奴ら《魔族》は何を考えているかまるで分からないが触らぬ神に何とやら、世界の中心である境界の先、奴らの住まう《魔界》にさえ足を踏み入れなければ何も恐れる事はないのだから。
第8代セントラル国王 トート
最初のコメントを投稿しよう!