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真里奈が言っていた嫌な予感はあたり、沙哉は何者かに追われていた。
「こいつら何者!!きゃっ!」
沙哉は前を見らずに走っていたため石につまずき転んでしまった。
すると、転んだ事をいいことに沙哉の周りには数名の男が現れた。
「上田!!こいつであってるのか?」
「あってるわ!!石松さんが写真を見せてくれたからな!」
「分かりました、さて、あんた何番の玉を持ってるんだ?」
沙哉は玉の意味が分からず心の中で(玉って何!)と思っていた。
「どうやら知らないみたいだな!!まぁ無理もないか、あのじぃさんが死ぬ前日に貰ったみたいだしな!」
「玉って何!それと何でおじいちゃんの事を知ってるの!」
「さぁな♪とりあえずその女を捕まえろ!!」
「はいよ」「わかったよ」
上田という男の指示で二人の男が沙哉に攻撃を仕掛けた。
沙哉は何とか避けながら必死に攻撃をした。
だが、二人の男にその攻撃は全く効かずほぼ交わされた。
「何で攻撃が当たらないの!」
「そんな攻撃は俺達に当たるかよ!」
「くそ!」
沙哉は男の腹に剣を刺そうとしたがまた、交わされ逆に男が沙哉のお腹を殴って気絶させた。
「たく!手こずらせやがって!?」
「だな!上田、こいつどうするんだ?」
「一応石松さんの所に連れていくわ!!」
「わかった」
一人の男はそう言って、沙哉を肩に乗せて、上田という男もう一人の男と何処かに姿を消した。
だが、それをその場から少し離れた場所から誰かが見ていた。
その者は敵か味方かは不明である。
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