第二章

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王立学校は全寮制で、私は学校で今一番中の良いセレラノールの部屋に来ていた。 「ほんとレベッカって隠すよね。隠すのへたなのに」 「……な、なんのことかな?」 セレラノールは息を一つ吐く。 「レベッカから相談に来ておいて……。まあいいわ。えーっと?レベッカの友達がある男の子が好きなんだけど、どうしたらいいかわからないんだっけ?」 苦笑を浮かべたセレラノールに、私は小さく頷いた。
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