第一章

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「いいですよ」 「ありがとう」 ゆっくりと開かれたドアから姿を見せたのは少年だった。 「ごめんね。何かしてた?」 「ううん。なにも」 良かった、と言って少年は近づいてくる。手には一冊のノート。 「今日の授業の内容なんだけど、ここが分からなくて」 「どこ?」
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