ある県の話

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友達が冗談でこう言った。 「帰りに心霊スポットに行こうぜ」と友達は言った。 友達の兄貴はそれに頷いた。 だが、俺は頷かなかった、それは俺には生まれつき霊感があり心霊スポットに行くたんびに怖い思いをしているからである。 佐賀で有名なトンネルにさしかかり俺は霊感があるため既に霊が見えていた。 友達は俺に向かってこう言った「お前ビビってんのか?」 俺は友達にこう言った。 「いや、ビビってない。しかしお前ら怖い思いをするぞ」俺はそう言った。 友達は何を言っているのかと笑いながら言った。 しかし、このあとマジ背中がぞっとする体験をした。 トンネルに入ると急に車のエンジンが止まった。 するとどこからかカチャカチャと音がする周りは何もないしかしなぜか音だけは段々と大きくなっている俺は霊感があるためもうすでに霊が見えていた。音は俺たちの乗っている車の横で止まった鍵はちゃんと閉めてるよなと二人に確認した。 二人とも首を縦に振っている。 横を見ると首のない兵士の人たちが自分の首を持って止まっている。 その首がこちらの方を向きすっと消えたその瞬間にエンジンがかかり友達の兄貴は急いでそのトンネルからぬけた。 家につき車を見てみると車一面に無数の手の後がくっきりと残っていた。 その次の日、俺は友達2人とお祓いにお寺へ車で行った。 お祓いを終わり帰ろうとした途端にお坊さんがこう言った。 「あなたの乗っている車の上にまだ100人の霊が乗っていると」と言った。 お坊さんに後から話を聞いた所あのトンネルは兵士達が何人もなくなり出てこないまま埋められたため怨念としてさまよっているとの事だった。
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