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なんとか遅刻せずに学校に着いた。 良かったι 転校初日から遅刻とかになってたら、いきなりの説教だよι あたしは小さく安堵の息をついた。 「松浦さん?」 誰かに呼ばれた。 声が聞こえた方を向くと、綺麗な女の人がいた。 誰だろ? 「あの、どちら様ですか?」 「私は貴方の担任の久保(くぼ)です。もう始業式から何日か経ってるし、クラスの雰囲気も良い感じだから心配しないで」 久保先生があたしに微笑んだ。 やっぱりこの人綺麗。 この学校が前の学校みたいじゃなかったら良いんだけど。 「よろしくお願いします!!あたし頑張ります!!」 「(頑張ります?ι)そう。頑張ってねι」 「はい!!」 「じゃあ私について来てね」 あたしは先生について行った。
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