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そしてこちらは三妖精チーム。
現在は何かの生地のような物をこねてるようだ。
「…ふぅ。こっちはいい感じよ。そっちはどう?」
「こっちもいい感じだよ!」
「…やっぱりこうなるのね…。」
生地をこねこねしながらボヤくルナ。
まぁ結論から言うと、普通にいつも通りの料理を作るらしい。
そして今こねている生地は木の実パイ用の生地との事。
「木の実木の実~♪パイにすると美味しい木の実~♪」
「サニー…歌うのはいいけど手を動かしてよ。」
「いいじゃん別に!普段通りやってた方がきっと美味しく作れるってば!」
などと言いながら順調に進めて行き、生地を作り終えた。
『どうやら三妖精チームはパイを作るみたいですね。』
『まともな料理が出来そうでよかったですね!』
『文様…あんまり言わないであげて下さいよ。ほら…。』
『…そ、そうですね。』
勿論射命丸達の実況は大妖精チームにも聞こえている訳で…その大妖精チームからは…なんとも言えない暗いオーラが…。
『…あ、三妖精チームが木の実の下拵えを始めました。』
『おぉ!一体何を入れるのでしょうか!』
「まずは木苺ね!」
「…クルミとかも色々入れたいわね。」
「じゃあ調味料は控えめにしましょうか?木の実本来の味を引き立たせる意味で。」
「賛成!」
普段作っている物だけに手際が抜群にいい三妖精チーム。
あっという間に入れる木の実を決め、何種類ものパイを作っていく。
そしてあとは焼くだけとなった。
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