21章:取り戻した絆…異変後の大宴会!

41/61
前へ
/659ページ
次へ
そしてこちらは三妖精チーム。 現在は何かの生地のような物をこねてるようだ。 「…ふぅ。こっちはいい感じよ。そっちはどう?」 「こっちもいい感じだよ!」 「…やっぱりこうなるのね…。」 生地をこねこねしながらボヤくルナ。 まぁ結論から言うと、普通にいつも通りの料理を作るらしい。 そして今こねている生地は木の実パイ用の生地との事。 「木の実木の実~♪パイにすると美味しい木の実~♪」 「サニー…歌うのはいいけど手を動かしてよ。」 「いいじゃん別に!普段通りやってた方がきっと美味しく作れるってば!」 などと言いながら順調に進めて行き、生地を作り終えた。 『どうやら三妖精チームはパイを作るみたいですね。』 『まともな料理が出来そうでよかったですね!』 『文様…あんまり言わないであげて下さいよ。ほら…。』 『…そ、そうですね。』 勿論射命丸達の実況は大妖精チームにも聞こえている訳で…その大妖精チームからは…なんとも言えない暗いオーラが…。 『…あ、三妖精チームが木の実の下拵えを始めました。』 『おぉ!一体何を入れるのでしょうか!』 「まずは木苺ね!」 「…クルミとかも色々入れたいわね。」 「じゃあ調味料は控えめにしましょうか?木の実本来の味を引き立たせる意味で。」 「賛成!」 普段作っている物だけに手際が抜群にいい三妖精チーム。 あっという間に入れる木の実を決め、何種類ものパイを作っていく。 そしてあとは焼くだけとなった。
/659ページ

最初のコメントを投稿しよう!

292人が本棚に入れています
本棚に追加