21章:取り戻した絆…異変後の大宴会!

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これで三チームの料理が終わった訳ですが…結論から言うと、大妖精チームは文句なしの最下位。 それはそれは会場が一つになり、満場一致で。 …で、どちらのチームが勝ったかと言うと…。 「やったぁ!勝ったぁ!」 「ほら。やっぱり普通がいいのよ。」 「…そうなのかも。」 『勝利チームはなんと三妖精チーム!』 『大妖精さん達はあれですが…チルノさん達は惜しかったですね。』 『そうですねぇ…。小傘さんが調味料を間違えてなければ…。』 …と、いう訳だ。 小傘は慌てすぎたせいで調味料を間違えてしまっていたのだ。 こればかりはどうしようもなかった。 「ごめん…わちき…。」 「だ、大丈夫…間違いは…誰でもあるから。」 「そうだよ!あいつらに勝てなかったのは悔しいけど…楽しかったからさ!」 「うぅ…チーちゃん…氷君…ありがとう…。」 落ち込む小傘の肩をドンマイ!と言わんばかりに叩いて励ますチルノ。 氷太も優しく励ますと、小傘は嬉しそうにしていた。 …一方。 「…これどうするの?」 「…知らない…聞かないで…。」 「ワハ…。」 …本当にどうしたらいいんでしょうか。 雰囲気は完全にお通夜なんですけど…。 「…ルール…覚えてる?」 「…作った料理は…残さない…。」 「………。」 その日…ルーミアは初めて食べ物を食べたくないと感じ…口を閉ざした。
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