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自由帳
仁
「…はぁはぁ。
これでいくつめだ?」
心
「…今22個だよ。」
仁
「くそ!今5ヶ月経ったのにまだこれだけか!あと半分以上あるじゃねぇか!」
心
「情報がなかなか集まんなくて私達二人じゃ時間が足りないよ…。
やっぱり弘晃君達にも手伝ってもらおうよ?」
仁
「あいつらにまで俺達の呪いが移ったらどうする!今でさえ夢にまで出てくるんだからよ…。最近心眠れるか?」
心
「私もおんなじ…。最初は声がかすかに聞こえる程度だったのに今声ははっきり聞こえるし,それにあの子がはっきり見えてきて…
仁君私達殺されちゃうのかな!?」
心は怯えながら泣きそうな声で仁に聞いた。
仁
「わかんねぇ…とにかく人にこの事を言うと舌を切られて針千本飲ますってアイツが言ってたからよ…
俺達は何も話せない。だけど,この日記に俺達の1年を書き残して俺達が死んでしまった時に弘晃達を助けてやれるように書くんだ。
他の人が二度と巻き込まれないように俺達で終わらせるぞ!」
心
「うん。そうだよね。
ごめんね取り乱しちゃって」
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