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「うーん、どうやら熱があるみたいだね」
「大丈夫?」
「これ位明日になれば治るさ、だけど一緒に寝たらユーリに風邪が移っちゃうから今日はカノンと寝といで」
「うん、分かった」
明日になれば治るかぁ・・・本当に治っていれば良いな。
「ユーリちゃん、朝だよ」
「うー・・・おはようカノンお姉ちゃん」
「おはよう・・・あれ?ユーリちゃん顔真っ赤だよ?」
「ふぇ・・・?」
もしかしてもうルカお兄ちゃんの風邪移っちゃってた・・・?確かに少し身体がダルいかも・・・
「とりあえずお熱計ろう、ユーリちゃん」
「うん・・・」
「ユーリ、カノン・・・あれ?」
「あ、魔王様。ユーリちゃん魔王様の風邪既に移ってたみたいですよ」
「そっか・・・ごめんねユーリ」
「ううん、大丈夫」
それに僕に風邪が移った事によってルカお兄ちゃんの風邪が治って良かった♪
ピピピ
「うわ、三十九℃!?」
「今日は一日ゆっくり休まないと駄目だね」
「うー・・・分かった」
「僕が一日一緒に居てあげるからそんな不満そうな顔しないで」
「うん・・・♪」
今日はずーっとルカお兄ちゃんと一緒だぁ♪
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