プロローグ2

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セルザは驚愕した。 セルザ「(まずい!!死なしてしもうた!!え?コレ、わらわのせい?わらわのせいか!?目の前で血を流して呼んでも起きん!?……というかこやつは誰じゃ!?なんで空から落ちてくる!?なんでわらわの頭の上に落ちてくる!?なんで寄りに寄って死ぬんじゃあああ!!まるでわらわが殺したみたいではないかああああ!!?)」 セルザはあたふたしだした。 セルザ「(この図………目の前で血浸りに倒れる人間。それを見据えるわらわ。……この街の誰かが見たら絶ッッッッ対に勘違いするぞ!!?まずい!そうなったら最後、『人間殺しの竜』『堕ちた伝説』『セルザウィード人食い』等言われてしまう………!!)」 セルザの根っからの小心な性格があらわになる。 セルザ「(いや!その前にこの城で殺人事件が起きた事が広まれば、瞬く間に人が寄り付かなくなる!なれば街は衰退!セルフィアは興廃した呪われた跡地と化してしまう!!なんとかせねば………!!)」
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