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レストが船から城に落ち、目を覚まさないまま3日が経った。
セルザウィードは、来る日も来る日も、例の青年を心配し、考え込んでいた。
セルザ「(……帝国からの刺客か?……だがあの身形(みなり)は旅の者だろうし……飛行船から落ちてきたとしか考えられんな……。)」
ビシュナル「セルザウィード様!」
竜の間に、若い青年の執事が入って来た。
セルザ「む……ごほん。何事だ?」
ビシュナル「例の男の人が、目を覚ましました!」
セルザ「む!そうか、すぐに通せ。」
ビシュナル「はい!」
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