プロローグ2

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数分後……。 竜の間にやって来たのは、目を覚ましたレストに執事のヴォルカノン、ビシュナル、そして女執事のクローリカの四人。 セルザは男を見据えて言い放つ。 セルザ「してその者。名はなんと申す。」 レスト「…………え?」 セルザ「御主の名だ。答えぬか。」 レスト「……………わかりません。」 セルザ「………。」 ヴォルカノン「なぬ?」 ビシュナル「え?」 クローリカ「…わからない……?」 セルザ「……(やはり、落ちた衝撃のショックで、記憶を失っているのか。)……偽りのないものと見える。………質問を変えよう、御主は何処から来た。」 レスト「……………すみません。何も思い出せないんです。」 ヴォルカノン「な、なんですとおおぉぉ!!?」 ビシュナル「まさか……記憶喪失……!?」 クローリカ「……?…」
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