気付いたら病院

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レスト「う……ん、こ、此処は?」 ジョーンズ「あぁ、目が覚めましたか。」 レスト「ここは……病院?」 ジョーンズ「気分はどうですか?」 レスト「あ、はい。……えと、貴方は?」 ジョーンズ「そういえば、実際に話すのは初めてでしたね。私はジョーンズ。町医者をしています。ビシュナル君が、倒れた貴方をここまで運んできてくれました。」 レスト「そ、そうなんですか。僕はレストといいます。(そっか、確か農作業を教わってる時、突然意識が……。)……へ?実際に話すのは……?」 ジョーンズ「貴方はこのあいだ、出血多量の危篤の状態でウチに運ばれてきたので、今回で二回目の入院です。」 レスト「あ……す、すみません、なにも覚えてなくて。ジョーンズさんが治療してくれたんですよね。ありがとうございます。」 ジョーンズ「いえ。私が診察したのは今日が初めてです。」 レスト「……あれ?でもさっき…。」 ジョーンズ「………満身創痍の血みどろの貴方が運ばれてきた時、私はショックで気絶していました。その日に治療したのは、私の妻です。」 レスト「……シ、ショックで…気絶?」 ジョーンズ「あぁ、気にしないで下さい。……恥ずかしながら、血が苦手なものでして…。」 レスト「(い…医者なのに……。)」
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