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セルザ「レスト。」
レスト「あ、セルザ。」
セルザ「……その呼び方は止めよ。」
レスト「あはは、嫌だった？」
セルザ「ま、まあ、悪い気はせんが…」
レスト「え？」
セルザ「な、なんでもない！とにかく、わらわを略して呼ぶな！よいな！？」
レスト「…う、うん。（……あれ？……なんか口調が……変わった？）」
セルザ「（げ……、気付かれたか……？）」
レスト「……ねえ。」
セルザ「時にレストよ。」
レスト「あ……え、何？」
セルザ「ケガの影響で、満足に農作業が出来ぬと聞いたが、誠か？」
レスト「う………うん。」
セルザ「気に病む事はない。確かに、この城に住む以上、働いて恩を返すのが、生き物として当然の成り行きだ。……今は身体を癒せ。」
レスト「……（はぁ、クワひとつも扱えないなんて……。）」
セルザ「まあ、回復したと判れば、直ちにこき使ってくれよう。徹底的にな。」
レスト「あ、あははは……。」
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