プロローグ

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?「!?……回復か?……させん!」 男は再びレストに走り寄る。 …………カッ!! ?「ぐふぅ……!」 ルーンスフィアの発した光により、男は血を吐いて倒れた。 ?「(……が、ぐ…尋常じゃないルーンの力を浴びたせいで身体が動けん……!)」 男はルーンの光を浴びせられ、指一つ動かなくなったにも関わらず、逆にレストには回復の効果をもたらした。 ?「(……アース……マイトめ……!)」 男は意識を失う。 ルーンスフィアはレストをひたすら照らし続けていた。 船長「今のうちに急いで降下しよう!」 観光客「もうやだ…何がどうなってるんだ…。」 レスト「(………………。)」 レストは、回復の効果で、だんだんと薄れた意識がハッキリしてきた。 レスト「(…………声が聞こえる。)」 レストは、転がっているルーンスフィアに、倒れこんだまま耳を傾けた。
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