2日目・昼

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アリス「ねぇヴァルゴ」 ヴァルゴ「何だ」 アリス「おやつ頂戴♪」 ヴァルゴ「……」 アリス「なんか調子悪そうだねぇ、どうかしたの?」 ヴァルゴ「お前が変な寝言をほざいたせいで耳が腐りそうなんだ」 アリス「え?私なんか変な寝言言ってた?」 ヴァルゴ「ああ、そりゃあもう」 アリス「ふーん、 どんなこと言ってたの?」 ヴァルゴ「あ゙?! な、なぜそんなことを訊くのだ?!」 アリス「え、ただ気になったから」 ヴァルゴ「え、えーとだな…んーと…」 囚人A「ヴァルゴさんが困ってるぞ…」 囚人B「あのどんなひでぇことでもズバッと浴びせかける、あのヴァルゴさんが…」 囚人C「今日は完全にアリスちゃん優勢だな」 アリス「そんなに言いにくい寝言なの?」 ヴァルゴ「い、いや、まあその、なんだ、少し俺の口からは言いづらいというかだな…」 アリス(ニヤッ) 「ねぇ~、どんな寝言だったのぉ~? アリスちゃん、ヴァルゴの口から直接聞きたいなぁ~♥」 ヴァルゴ「……てめぇ……いい加減にしろよ…?」 アリス「え~?アリスちゃん何かしたぁ~? アリスちゃんわっかんなぁ~い♪」 ヴァルゴ「おっ、お前がいつまでもこの話題から離れないからだっ!」 アリス「かわいいお姫様にぃ、女の子がどんな寝言を言ってたのかを言うだけでしょう? そんなこともできないなんて、ヴァルゴって意外と情けないのね♪」 ヴァルゴ「ぐぬぬ……!」 アリス「悔しかったら言ってごらん?アリスちゃん、ちゃあんと聞いてあげるから♪ ほらぁ、どんな寝言だったのか、 お・し・え・て♥」 囚人A「うわぁ……アリスちゃん小悪魔ぁ…」 囚人B「硬派でプライドの高いヴァルゴさんにあんなことを……えげつない……」 囚人C「でも、不覚にもドキッとしてしまった……」 囚人D「ああ、なんかエロかわいい……」 囚人E「いいなぁヴァルゴさん、羨ましい……」
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