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ｳﾞｧﾙｺﾞ｢おい人質、朝だ、とっとと起きろ｣
ｱﾘｽ｢ん～、まだ食べるぅ～……｣
ｳﾞｧﾙｺﾞ｢夢の中でまで食い物のことしか考えていないのかこの女は……｣
ｱﾘｽ｢シグぅ～…次はローストチキンね～……｣
ｺﾞｽｯ
ｱﾘｽ｢んﾞみﾞゅっ、いったぁい……｣
ｳﾞｧﾙｺﾞ｢朝だ起きろ｣
ｱﾘｽ｢ん～……んっ？！
あれっ？チキンは？！｣
ｳﾞｧﾙｺﾞ｢夢の中でまで食い物食ってんじゃねぇ、太るぞ｣
ｱﾘｽ｢あら、私これでもかなりやせてるほうよ？
食べても太らない体質なんですぅ～♪
うらやましいでしょ～？｣
ｳﾞｧﾙｺﾞ｢お前みたいな食べても太らないやつに限って、隠れ糖尿病になって死ぬらしいが？｣
ｱﾘｽ｢えﾞえﾞ？！そうなの？！｣
ｳﾞｧﾙｺﾞ｢おまえのその様子だと、人質になる前は相当いいものを相当の量食べてきたようだな｣
ｱﾘｽ｢ｳﾞｧﾙｺﾞ先生！
私は……大丈夫ですよね？｣
ｳﾞｧﾙｺﾞ｢残念だったな、もってあと１ヶ月だ｣
ｱﾘｽ｢そ、そんな……｣
ｳﾞｧﾙｺﾞ(嘘に決まってんだろ)
｢わかったら大人しく食べ物への執着を今の半分にまで減らすことだな｣
ｱﾘｽ｢くそっ……どうせ死ぬなら、思う存分食べまくってから死んでやるぅ～！｣
ﾍﾞｺﾝｯ
ｱﾘｽ｢おぼんで叩かないでよぉ……ぐすん｣
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