歪んだ世界と歪な僕。

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放課後、屋上で夕焼けを見ながら1人でため息をつく。 僕を父や母がどう思っているのか知りたくなった。 でも、聞く勇気がない。 だから、聞けない。 家に帰りたくないため、適当に時間を潰していた。 「はぁ…」 フェンスに寄りかかりながら、赤い空を見上げる。 烏と思われる黒い鳥が、夕日と反対方向に飛んでいく。 両親も『僕』を認識していなかったら、どうしよう。 存在を否定されることが怖い。
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