とある少年の話

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次の日に学校に行くと、隣の席の幼なじみがいつも通り、おはよう♪と言って来ました。少年もいつも通りおはよう。と返しました。今日この子に悪口を言わなくてはいけないんだ…。と少年はそわそわしていました。 休み時間に入り友達が、早く言えよ。と言ってきました。少年は学校の課題をやっていなかったので、課題をやったら言う。と言いました。 少年が課題をやっていると幼なじみが、何やってるのー?と話かけて来ました。少年は課題だよ。と言いました、すると幼なじみが課題を手伝い始めました。少年は思いました、オレが惚れたのはこの子の可愛さだけじゃなくてこの優しさなんだなー。 そう思うと涙がこみあげてきそうでした。 やっぱり悪口を言うのは止めようと思い友達の所へ行き、やっぱり悪口は言えない。といいましたが、友達は少年を殴り、言わないとダメだ。と言いました。 事情を知っているクラスメイトも誰も助けてくれませんでした。 少年は幼なじみに悪口を言ってしまいました。幼なじみは悲しそうな顔をしていました。 少年は思いました。完全に嫌われたな。 少年は幼なじみの事を諦めました。少年はどうせ片思いのままなんだから良いよな。と呟きました
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