ある晴天の日に

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あたしの住んでる町では100年に1人、膨大な魔力を持った子どもが産まれる。 その子どもは、16才になったら天国に返すことが決まっている。 あたしもその1人だ。 両親も、仲のいい友人もいなかった。 見送ってくれたみんな、 『自分たちじゃなくてよかった』 そんな顔をしていた。 ガタッ
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