始まり

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「バカは置いといて一人で帰るか」 「放置かよ!」 バカがなんか言ってるが無視しても問題はないだろう。 ーーーーーーーーー ーーーーーー ーーー 特にイベントが起こるわけなく、俺は家の前にいる。手にはSAOの10巻と日○の8巻を持っている。 出来事と言えば帰りに近くの商店街に行き、本屋に寄ったくらいか。 俺の家はマンションの5階にある。そこそこいい部屋だ。 でもそこに住んでいるのは俺だけだ。 俺の両親は俺が赤ん坊のときに亡くなった。 原因は買い物に行く途中に信号無視をした車に横から突っ込まれたからである。 その時はまだ両親は生きていたらしいのだか、病院に搬送されてからすぐに亡くなったらしい。 でもいまの生活に不自由してるわけじゃない。 けど、毎日が平凡でつまらない。 なんかいい事ないかなー 家に入り、靴を脱いでリビングに着くと身体に違和感を感じた。 違和感を感じた刹那、激しい頭痛と目眩に襲われ、俺は床に倒れた。 「っ!!なんだこれ…っ!頭が割れ…る………」 俺の視界は暗闇に覆われた。
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